iPhone 11シリーズでは、画面交換の際非正規品を使用すると警告が表示されることが明らかになりました。交換後4日間はロック画面に、その後は設定アプリで確認が可能なようです。非正規品といえど一定の互換性は担保されていますが、マルチタッチやTrue Tone(色表現力)に差を感じる可能性もあります。非正規品を使ったからといってiPhoneを使用できなくなるわけではありませんが、中古で買ったりもらった場合にはその判別が容易になると考えられます。

しかし、新品のiPhone 11を2台用意してディスプレイだけ入れ替えた場合はどうなるのか? ディスプレイを再利用した再生パネルの場合は? など詳細ははっきりしていません。iPhone Xs / Xs Max / XRでも、バッテリーを交換するとピーク電力に対応しているか表示されなくなることも判明しています。こちらはたとえ純正品でも変わらず、あくまでAppleか正規店が交換しなければバッテリーの状態を確認できなくなります。専用ソフトで登録製造番号を書き換えているようなイメージです。

ディスプレイの件は中古で買う際の不安を減らしてくれるし、承知の上で修理したり中古購入する事も十分考えられますが、バッテリーは非正規店で修理するなと締め付けているようにも見えます。Appleの思惑がイマイチはっきりしません。

iPhone Xs Maxは、いまのところ非正規品に交換しても警告が表示されることはありません。というわけでこちらは実際に修理依頼を受けた端末です。左端が緑一色、さらに真っ白くなっている領域も結構な広さです。本来白く表示される錠前マークやパスコードのテンキーも、真っ白な部分に比べればかなり暗く見えます。つまり真っ白い部分は最高輝度で、これでもかと眩しく輝いている状態のようですね。落とした衝撃で破損し調整が効かなくなったものと思われます。タッチ反応はあったのですが、表示のおかしい部分は効かなくなっていました。見えてる部分だけで入力できるパスコードならロック解除は出来ますが、壊れたときどこが操作できるかなんて事前にはわかりませんよね。

スマホスピタル中洲店_iPhone Xs Max

交換作業は約30分程度。正常に表示されるようになり、もちろんタッチ反応も正常に戻りました。
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