auは2月21日から、残価設定型分割支払い「かえトクプログラム」を開始します。
端末返却を前提に、24回払いの最後が2年後の想定下取り額に設定され、1~23回目までは残りを分割するため1回あたりの支払額が安く抑えられます。返却すれば24回目は免除され、購入したい場合はそのまま支払うというもので、国内の携帯電話販売では初だとか。変更になる場合もあるので詳細はauにご確認ください。

自動車販売などで以前から行われているやり方ですが、100万円を超える車ならともかく、スマホはどんなに高くても(宝石を散りばめるなど限定モデルでもない限り)20万円くらい。新品でも安ければ2万円台から購入できます。分割払いするから正しい価値が分かりづらくなり、雑に扱って壊れる……というのは飛躍した考えでしょうか?

高額スマホの筆頭と言えばおなじみiPhone。iPhone 11世代をApple Storeで購入する場合、税抜 74,800 ~ 157,800円からしか選べません。性能そこそこでいいからもっと安いもの無いの? と思った方も多いハズ。そんな人達の期待を集めていたのがiPhone SE2またはiPhone 9と噂されている廉価端末でした。
いよいよ3月の発売は確実だろうという状況なのですが、コロナウイルスの影響でどうなることやら。9月発売予定のiPhone 12(仮)の生産にも影響が出るかもしれません。
コロナウイルスの影響は新機種だけではありません。修理用のパーツも入荷未定が出始めています。修理が必要な場合は早めにご相談ください。

スマホスピタル中洲店_iPhone X水没

こちらは水没して起動しなくなったiPhone X。背面はバキバキに割れています。なんとか起動できるようにしてほしい、ということでお預かりしました。

iスマホスピタル中洲店_iPhone X水没

ぱかっと開いてみると、意外にも中はきれいで水没らしき跡は見当たりません。ひどい場合は汚れが溜まっていたり明らかに濡れた跡があるのですが、この写真だけでは、普通に画面かバッテリー交換かなと思ってしまいそう。

スマホスピタル中洲店_iPhone X水没

分解を進めて基板を取り出しました。外すネジの数は7個(iPhoneに共通の星ネジを含めても9個)で、iPhone 7や8と比べるとかなり楽になりました。

スマホスピタル中洲店_iPhone X水没

取り出した基板は洗浄して、1日乾燥させたあと元通り組み立てます。しかし今回はそれでも起動に至りませんでした。お客様はどうしてもデータを取り出したいようで、他に可能性があればそれもやってほしいとのこと。洗浄しても改善しない場合、基板そのものを修理に出せます。流石に店内では出来ないので工場に送る必要があり、時期によっては1ヶ月以上お預かりになります。
今回はそれに加えてコロナウイルスの影響で(またか!)、基板修理の部品も手に入りにくく、いつまでかかるか分かりません。それでも構わないということでお預かりして発送しました。

中国の製造業が麻痺したことで非常に多くの分野に影響が出ています。状況によっては、壊れても修理できなくなるかもしれません。壊れないよう大事に、そして万が一に備えてこまめなバックアップを取りましょう。

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