iPhone 8は2017年9月12日にアメリカで発表。2017年9月22日に日本国内でキャリア版もSIMフリー版も販売されました。iPhone 7で日本国内でのみ有効になっていたFeliCaをiPhone 8より全世界のモデルで利用可能となった機種です。

本体背面色はシルバー、ゴールド、スペースグレイ、後にプロダクトレッドが発売され、当時は見た目も美しい機種です。特にプロダクトレッドはガラスに鮮やかな赤がとてもきれいで持っていて見とれてしまうほどです。

機能面は背面をガラスパネルにすることにより、Qi(チー)対応のワイヤレス充電器で充電可能となりました。
また、SoCにA11 Bionicを搭載し、True Toneに対応したRetina HDディスプレイを採用することで、システム性能だけでなくグラフィック性能を向上させたそうです。私もiPhone 8を使っておりますが、購入当時画面を見たら、写真がすごく鮮やかで感動した記憶があります。

今回はそんなiPhone 8の液晶画面が半分真っ黒になり半分くらいしか画面がうつらなくなったお客様の修理について紹介いたします。
ご来店受付時にお話を伺うと、ポケットからiPhone 8を取り出すときに手を滑らせ、落とさないように反射的にスマホをつかもうとしたらお手玉をしてしまい、スマホが少し上にはねてそのままコンクリートに落下してしまったそうです。
画面割れで少しだけ液晶がおかしいだけかと思ったら、しばらくして画面が縦4割ほど真っ黒になったので、当店にいらっしゃったとのこと。

修理にご来店されたときのiPhone 8の状態がこちらです↓
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画面の4割ほど真っ黒になり、半分くらい白い縦線が出ています。タッチパネルの反応も悪く、パスコードも入力が難しい状態です。また、画面左下からホームボタン付近まで強くぶつけたようなヒビがあり、角は少し欠けております。
iPhone 8はホームボタンのケーブルが写真の左側にあるのでこれだけ衝撃を受けてヒビが割れていると、ケーブルが切れてしまうこともございます。このホームボタンのケーブルが切れてしまうとホームボタンの交換が発生し、Touch IDの指紋認証センサーが使えなくなる恐れもございます。

このまま使用していると、例えば電話をしているときに口に当たるとケガする可能性もございますし、ガラス割れの隙間から話すときに出る唾液や吐息の水蒸気などが携帯の中に入り、水没になる恐れもございます
中の基板は水や湿気に弱いので、もし水没してしまうと基板などがサビたり、基板に流れる電流が正常でなくなり致命的な故障になりかねません。

もし、スマホの画面割れなどの故障が発生したら、スマホが致命的な状態にならぬうちに、早めの修理をお願いいたします。

今回の修理中、特に水没もなく、ホームボタンのケーブルが切れていなかったので、ガラス+液晶交換修理で対応いたしました。ガラス+液晶交換は即日修理対応で約30分で修理が完了いたしました。

修理後のiPhone 8の状態がこちらです↓
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画面の4割ほど真っ黒になったところもきれいに映り、画面中央までの気になる縦線もなくなりました。
また画面下部のヒビ割れもなくなり、修理完了後の受け渡しのとき、お客様も新品同様になったと喜ばれました。
スマホスピタル中洲店では、タッチ操作や音声、カメラ動作など、修理後の動作チェックもしっかり行い、受け渡し時にお客様にもタッチ操作など確認いただいております。

ちょっとしたヒビ割れだけでも、放っておくと時間とともに大きな故障になります。iPhoneやAndroidなどスマホのことで気になる事がございましたら、スマホスピタル中洲店におまかせください。

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